アジアの博物館
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【タイ】
プーケット島やパタヤなど、日本からも近いこともあってリゾート地として近年、ますます身近になってきたタイ。リゾート以外に、博物館も充実しています。
・マハ・ヴィラウォン博物館・・・コラート
(クメール遺跡に彫られていた数々のレリーフや古銭が展示されています)
・ラーム・カムヘン国立博物館・・・スコータイ
(スコータイおよび周辺で発掘された美術品や骨とう品が集められた博物館で、1964年にオープン。スコータイ仏として知られる遊行仏像が見ものです。)
・チェン・マイ国立博物館
(ワット・チェット・ヨート付近の博物館です。1階は仏像や陶器を展示。2階はタイの民芸品が展示されています。見どころはランナータイ文化のコーナーです。)
タイでできれば寄ってみてほしいのが、博物館の一種として「山岳少数民族研究所」です。チェン・マイ大学の構内にあって、北部タイの山岳少数民族の生活様式などを再現していて興味深いものがあります。隣の棟には、少数民族に関する書籍や資料が整えられた図書館もあり、研究者のみならず、興味のある人にとっては宝の山のような場所です。
また、「オールド・チェン・マイ文化センター」は、観光客用に作られた山岳少数民族の村です。カントークと呼ばれる丸いお膳に載せた郷土料理を、伝統的なスタイルで食べさせてくれます。
近年、著しい経済成長を遂げつつあるタイですが、その一方で、少数民族が今もその独自の生活を続けるタイのもうひとつの現実があります。
タイ好きのあなたにとってますますタイの魅力を感じさせてくれることでしょう。
【ベトナム】
ベトナムは、かつてベトナム戦争によって悲惨な傷跡を負った国です。しかし、ドイモイ政策になってからの目覚ましい経済発展によって今では東南アジアでも最も注目されている国の一つです。
この国の博物館や美術館のなかには、戦争の傷跡や悲惨さ、そしてその罪の大きさを誠実に伝えようとするものが多くあるのが特徴です。
・戦争証跡博物館・・・ホーチミン
ベトナム戦争の傷跡をそのまま展示する博物館です。枯れ葉剤の影響によって生まれた奇形児についての説明やホルモン漬けの異常胎児など、私たち日本人の感覚からは思わず目を背けたくなってしまうものもありますが、それをあえて展示するところに戦争がいかに悲惨なものかを真剣に訴えようとするこの国の決意が感じられます。
イデオロギー云々といったレベルではありません。そんな空疎なものとは違う、民衆の間でそれが何を犯したかをありのままに伝えます。
米軍による、ソンミ村虐殺をはじめとしたさまざまな虐殺や破壊活動の写真をみると、人間というのはここまでひどいことをできるものなのか、と感じます。
(戦争証跡博物館の開館時間・・・7:30〜11:45、13:30〜16:45)
ベトナムには他に、ハノイに「軍事博物館」、「歴史博物館」「革命博物館」があります。
・軍事博物館
ミグ戦闘機など、旧ソ連や中国の兵器、その他、フランス軍との戦いやサイゴン陥落の模型を展示します。塔からは、ハノイの市街が一望できます。
・歴史博物館・・・ハノイ
紅河のそばにあります。ホーチミンにも同様の博物館がありますが、こちらのほうが充実しているといえるかもしれません。
・革命博物館・・・ハノイ
歴史博物館と同様、紅河のそばです。ベトナムを知るのに適した博物館ですが、ある程度の知識を備えた上で訪れることをお勧めします。