ヨーロッパの博物館
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【ハンガリー】
ヨーロッパのほぼ中央に位置するハンガリーは、国土のほぼ中央をドナウ川が2分するように流れています。ハンガリーは、中世から現在に至るまで、すぐれた芸術家を多数輩出してきました。
たとえば、音楽家のフランス・リストは、「ハンガリー狂詩曲」で有名です。
美術の分野におけるハンガリー人の活躍は、国立絵画館へ行くとその足跡をみることができます。19世紀にパリで活躍したムンカーチ・ミハーイなどをご存じでしょうか?
「ドナウの真珠」とも称されるハンガリーのブタペスト。世界中から観光客を引き付ける街です。ネオ・ゴシック様式の尖塔をもつ国会議事堂一帯の美しさは、ドナウの景観のなかでも傑出しているといわれます。
ブタペストでは、エンターテイメントが盛んです。リストが生活した町ですから、オペラやクラッシックのコンサートはもちろんのこと、民族音楽やハンガリー舞踏などを楽しむこともできます。
そんなブタペスト市内で最も古い歴史をもつ一帯が、オーブダ周辺です。ブタペスト郊外に位置するアクインクムと共に、古代ローマ時代から人が住んでいた痕跡が残っています。1220年から王宮の丘に城が築かれるまで、ハンガリーの首都として栄えました。
●アクインクム博物館
アクインクム博物館は、オーブダ一帯が古代ローマ帝国の植民地だったといわれる2世紀ごろの遺跡の奥にあります。遺跡には、当時の生活をしのばせる、住居や教会、水道設備なども残っていて歴史的に貴重な存在となっています。
遺跡の奥にある博物館には壺や食器、アクセサリーなど、当時の生活を彷彿させるものが多数残っています。
【ドイツ】
ドイツには面白い博物館がたくさんあります。中世のおとぎ話の世界を彷彿させる街「ローテンブルク」には特にそんな気がします。
中世の宝珠といわれ、ロマンチック街道のハイライトとしてドイツの観光名所となっています。
この町には、二つの対極的な博物館があります。
ひとつは、ちょっと・・・不気味な博物館で「中世犯罪博物館」です。そしてもうひとつは、こちらはかわいい「おもちゃの博物館」です。
●中世犯罪博物館
法と刑罰の歴史博物館としては、ドイツ唯一のものです。
中世以来の法律制度、警察制度の資料、そして珍しいけれども興味引かれる?拷問道具・・・が、多数展示されています。ドイツのメルヘンチックな町並みを眺めているときには想像できない、ドイツのこわーい?一面を垣間見ることができます。
アクセス・・・マルクト広場から少し南に入ったところで、聖ヨハネス教会の西隣です。
ちなみにここには、日本語のガイドブックもあります。
●おもちゃ博物館
ドイツらしい・・・というか、私たちが「イメージしたがっている」ドイツに近いイメージを与えてくれる博物館といったらいいでしょうか。
一八世紀〜二〇世紀初めに作られたおもちゃや人形が所狭しと並んでいます。日本の横浜にもありましたよね、人形博物館!
人形は、ドイツのものだけでなく、ヨーロッパ諸国のものがあり、ドールハウスはもちろんのこと、鉄道、馬車、学校、遊園地など、かつての人びとの生活を知る資料ともいえます。