モロッコ ラバトの博物館
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北アフリカのモロッコというと、カサブランカやマラケッシュ、フェズなどの古い都市が有名です(映画の舞台ともなって、おなじみですよね)。
しかし、現在のモロッコの首都は、ラバトです。カサブランカと並ぶ、近代都市であり、落ち着いたたたずまいを見せています。
ここにあるのが、ウダイヤ博物館と考古学博物館(古代美術館)です。
●ウダイヤ博物館
伝統的なモロッコの室内を再現した部屋や、さまざまな楽器、ベルベル人の民族衣装や宝飾品などが展示されています。
このウダイヤ博物館は、その建物にまず注目!17世紀末のアラウィー朝時代のムーレイ・イスマイルの居城だったものです。
その後、この居城は、博物館になるまでの間、イスラム学校「マドラサ」として使用されてきました。
敷地内のもう一つのポイントは、モロッコ各地から集められたカーペット。なかなか興味深いです。モロッコの絨毯は大きく分けて、アラブ絨毯とベルベル絨毯にわかれます。
ベルベル絨毯は、遊牧民であるベルベル人がテントの敷物や掛物として使用してきたもので、羊毛やヤギ、ラクダの毛を使ってできていて、厚くて丈夫なことで知られています。
●考古学博物館(古代美術館)
1943年に建てられた、モロッコの古代時代をあつかった博物館です。
新旧石器時代、ローマ時代、イスラム時代の出土品が展示されています。
ブロンズや大理石の像、コインなど・・・。
行き方・・・グラン・モスクの東脇を入り、オテル・シェラが見える交差点を右へ行きます。
モロッコにある、世界で最も複雑な迷路の町、「フェズ・エル・バリ」。
このフェズのメディナ(旧市街)の入口(出口?)にあるのが、ダール・バトハ博物館です。オテル・バトハの横の道を60メートルほど行ったところにあります。近くには、有名なブー・ジュルード門もあり、「足」で観光するフェズの町のよい出発点となるかもしれません。
ダール・バトハ博物館は、19世紀、ムーレイ・ハッサンによって建設された宮殿です。それが現在は、博物館として利用されています。
館内には、古いコーランの装飾写本や楽器、絨毯、古い陶器の他、ベルベル人の装飾品なども展示されています。コーランとは、アラビア語で書かれたイスラムの根本聖典のことをいいます。正しくは、クルアーンです。モロッコは、敬虔なイスラム教徒が大半を占める国です。1日5回のお祈りと、断食を守っているのです。
また興味深いのは、カラウィン・モスクにおける最古のクーフィーヤ書体などが展示されていることでしょう。
庭園がまた素晴らしく、ムーア様式です。噴水があり、草木が生い茂り・・・まさに地上の楽園を創造しています。
ベルベル人というのは、マグレブ(モロッコ、アルジェリア、チュニジア3カ国を含んだ地域)の先住民族です。
ベルベルというのは、古代ローマ人とアラブ人が、アラブ人ではない人たちを「バルバル人」つまり、「野蛮人」とよんだことが始まりです。
現在では、モロッコ人というと、ベルベル、アラブ、その他・・・いろいろな系統があります。ベルベル人たちは、今でも古代からの伝統や習慣を守り続けて生活しています。