ジョグジャカルタの博物館




ジャワ島の経済と政治の中心が首都ジャカルタなら、伝統の息づく文化の中心はやはりジョグジャカルタかもしれません。

さしずめ日本でいうなら、京都といった感じでしょうか。
この地は、7〜9世紀に開花した壮大な仏教文化と、それに続くヒンズー教文化の遺産が数多く残されています。その代表的なもの・・・ユネスコの世界遺産にも登録されているのが、ボロブドゥール遺跡とプランバナン寺院群です。
ボロブドゥール遺跡は世界最大の仏教建造物といわれるように、仏教の寺院です。一方、プランバナンはヒンズー教の寺院群です。
ボロブドゥール寺院は、実は千年の眠りから覚めて長い修復事業のすえにようやく広大な史跡公園としてよみがえったばかりです。中世ジャワの色彩を色濃く残すこの仏教遺跡には、現在、世界中の関心が寄せられています。

そんなジョグジャカルタの街にあって、ジャワ文化を知るのに格好の博物館が「ソノブドヨ博物館」です。

●ソノブドヨ博物館
王宮広場の西に位置するジャワ様式の建築物です。ジャワ文化を知るには加工の博物館と言われます。建物内に入ると、フロアーいっぱいにガムランの楽器がずらりと並んでいるのにまずびっくりします。さらに進んでいくと、バティックやワヤン人形、お面、青銅器・陶器がまたまたびっしりです。
博物館内にはヒンドゥー教の野外展示が、また建物周辺には仏像が並べられ、まさにヒンドゥー教と仏教が混在するジョグジャカルタらしい博物館といえるでしょう。

インドネシアの京都とも言うべき、かつての文化の中心地であり、ユネスコ世界遺産で世界最大の仏教寺院ボロブドゥールと、ヒンドゥー教のプランバナン寺院をもつジョグジャカルタは、街全体が博物館、美術館といってもよいほど、芸術的香りが高い街です。

博物館としては、「ソノブドヨ博物館」と、「ロジョプストコ博物館」が整備されていますが、その他、バテッィックを知るには、「バティック研究所」へ、また銀細工をみたいなら、街全体が銀細工の工房のようである「コタ・ゲテ」へ行くのがいいでしょう。そしてジョグジャカルタで1,2泊できる場合には、できることなら何か一つ伝統の民族芸能をご覧になられてみてはいかがでしょうか?

●バティック研究所
公営のバティック技術研究所です。バティックとは、ろうけつ染めのことです。バティックができるまでの工程を詳しくみることができます。

●コタ・ゲデ
市の中心街から南東に約6キロメートル行ったところにある銀細工の町です。最盛期には220軒もの加工工場が軒を並べていた世界でも有数の銀細工の町でしたが、今では20軒ほどを数えるのみに縮小されてしまいました。
それでも2000人を超える銀細工職人がいて、町の通りの両側には製造直売の店が並びます。

●ジョグジャカルタで見ることのできる民族芸能
ジャワ舞踏やガムラン音楽、ワヤン・ゴレック(人形劇)、ワヤン・クリット(影絵芝居)、ラマヤナ・バレー、その他、ケチャックダンスの鑑賞も可能です。

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